ブックタイトルprint_mame_1611

概要

print_mame_1611

用途で使い分けるのが○。迷っちゃうんですけど、、印刷用紙は新聞などのザラザラした用紙から写真集のツルツルした用紙など、いろいろな種類があります。紙の種類光沢度白色度不透明度インク再現度主な用途特徴コート紙★★★★★★★★★★★写真集、カタログ、ポスターなど光沢があり高級感がある塗工紙マットコート紙★★★★★★★★★★カタログ、名刺、カレンダーなど落ち着いた高級な雰囲気微塗工紙★★★★★★★★チラシ、フライヤー、雑誌本文など薄く安く大量の印刷物向き非塗工紙上質紙★★★★★★書籍、新聞、コピー用紙、名刺など紙の素材や特性が表れます代表的な印刷用紙と特徴種類紙の種類概要特徴注意点などコート紙コート紙は上?中質紙の表面に塗料をコーティングしたもので、インキのりがよく着色効果が高いため、写真集、雑誌の表紙、ポスター、カタログなどに適しています。コート紙にはA3コート、A2コートと2つのグレードがあり、印刷物に合わせた用紙選択ができます。?光沢度が高く、ツルツルした表面。?文字を中心とした印刷物には不向き。?オフセット輪転機で印刷する場合、特に連量が高い用紙は背割れが出やすいため、折り目位置には濃度の高い絵柄は避けることをお勧めします。塗工紙マットコート紙マットコート紙は、上質紙をベースにマット系の塗料を塗布した用紙のことを指します。コート紙と異なり平滑度、光沢度を抑えた用紙で、上品に感じ、長時間見ても目が疲れづらいという特徴があり、高級美術書、写真集、ポスター、カタログ、新聞折込チラシなどに適しています。また、コート紙同様A3マット、A2マットの2種類のグレードがあります。?光沢を抑えた、マットな表面。?コート紙同様に連量が高い用紙は背割れが発生しやすい。?ザラザラしているため、インキの乾きが悪く、印刷中や印刷後の二次加工、輸送などで擦れ汚れが発生しやすい。?特に濃度の高い絵柄と濃度の低い絵柄が重なる部分や、折り目の膨らんだ部分などは濃度を抑えたデザインをお勧めします。微塗工紙微塗工紙は、コート紙のコーティング量を薄くした用紙です。コート紙に比べると光沢度、白色度は低くなりますが、不透明度を高めることで裏抜けを軽減した用紙です。新聞折込チラシの他、雑誌・カタログの本文に適した用紙です。紙の厚さも薄い紙の設定となります。?主に薄い用紙で大量の印刷向き。?古紙配合率を高め不透明度を上げることにより裏抜けを抑えていますが、薄紙のため濃度の高い絵柄は裏抜けする場合があります。ザラ紙・黄ザラザラ紙の代表的な印刷物は新聞です。その他、書籍、フリーペーパー、新聞折込チラシなどにも使用されています。また、ザラ紙には黄ザラなど紙自体に色をつけた用紙もあります。?古紙配合率が高いため、白色度が低くなります。?浸透性が高くインキの沈み込みが多いため、カラー写真などの印刷には不向き。非塗工紙上質紙上質紙は、化学パルプ配合率が100％の洋紙を指します。主に印刷用紙に使用され、非塗工印刷用紙の上級紙に分類され、書籍、チラシ、広報誌、会報、コピー用紙などによく使われます。?マットコート紙同様に表面がザラザラしているため、擦れ汚れが出やすい用紙です。?表裏共に塗料は塗布しておらず、表面はパルプが露出しています。インキのにじみが多く発生したり、インキの吸収性が高いため、濃度の高い絵柄などはインキが沈み込み、イメージより暗い仕上がりになります。（その他）環境対応紙グリーン購入法の基本方針（2010年に閣議決定）に適合した用紙です。官公庁発行の印刷物にはグリーン購入法適合紙が指定され、地方自治体の市報なども指定が有ります。用紙の種類もコート紙、マットコート紙、上質紙があります。?グリーン購入法適合紙には、B判の平判設定はありません。いろいろな用紙サンプルご用意しております！